未分類
一歩ずつ下がり、確実に来るようになったらロングリードを用意します。
無ければリードを2~3本つなげてもいいです。
リードをつけて練習すると確実に呼び寄せることができるので必ず装着しましょう。
まずマテをかけます。そして一歩離れた所から呼びます。できるなら二歩分、三歩分と離れた所から呼べるようにします。
反応が悪い時はリードをたぐるのですが、なるべくイヌが自分の意思で来るように仕向けます。
リードをたぐった時は褒めず、イヌが自分の意思で来た時は褒めること。
ここらへんの細かいことは文章では伝えきれませんが、とにかくイヌが飼い主さんの元に早く行きたい!と思うように褒めます。
しかし、あまりやりすぎると今度はマテができなくなるので節度を持ってやることが大事です。
この練習はツケと同様に初めは家の中や庭でやるといいです。外でも静かな場所ならできるかもしれませんね。
この教え初めの段階では距離を伸ばすことよりも、寄り道や臭い嗅ぎしないで確実に早く来ることが大事でしたね?
もしうまくいかないならば、すぐに一つ前の段階にレベルを下げることが重要です。
フードやボールを使っている場合は、使う頻度を減らすことで徐々にそれを無くしていくことがレベルアップに繋がります。
家の中で短距離ならリードなしでも100%来るようになるまで頑張りましょう!
継続は力なり。さあ、やってみましょう~!
「コイのしつけ 基本編」
イヌを呼んだらすぐにピューンとやって来るのがコイのしつけです。
でもこれがなかなか難しい・・・!
全然来ないどころか逆に離れて行ってしまうこともありますよね。
これはつかまりたくないからです。もし行けば自由が奪われるというのを知ってるのです。
やっぱり自由がいいのね、と諦めるしかないのでしょうか?
いえいえ、コイのしつけをすれば大丈夫です。
目的はイヌを呼び寄せること。それも喜んで来るように教えます!
万が一、外でイヌを放してしまった場合、呼び寄せられれば命を救うことにも繋がるので必須のしつけですね。
やり方はツケのしつけと似ています。
ただし、イヌの位置は飼い主さんの真正面にします。
初めのうちはツケと同様、一歩だけやります。コイと言って下がる感じです。
リードつけていれば難なくできるでしょう。フードを持っていれば喜んで来るでしょう。
え、そんなのでいいの?と思われるかもしれませんね。
近くでリードつけてれば来て当然と思われがちですが、
初めは距離ではなく確実に来ることを求めることが大事です。
この段階で早く飼い主さんの元へ行きたい!とイヌに思わせることですよ。
つづく。
引き続き、マロン&ミクが登場です。
30cmくらいの岩にも難なくジャンプします!
野性を引き出す感じで遊びましょう。
山にも登るし、階段だってへっちゃらです。
この日は小学生の全校遠足とグッドタイミングで重なったのでついでに数百人の子供たちとすれ違いさせました。
ピンチでもしつけの気構えを持てば、たちまちチャンスに変身するのです。
しつけ教室にも連れて行きます。
人間、犬、音などに積極的に慣れさせましょう。
伸び伸びと走らせることも大事です。
マロンはテンションが低い方なのですが、走るとテンションがグワ~ッと上がります!
ミクはついでに呼び戻しの練習もしちゃいました。とても可愛いですね。
ちょっと我儘になりかけていた2頭もすっかり良い子になりました。
お家でもトレーニングを継続してもらえばこの状態を維持できるでしょう。
外でも楽にツケで歩けるようになりましたか?
ではいよいよここからが本番です。練習場所を増やしてみましょう!
ちょっとした空きスペース、商店街の片隅などでいいので10か所くらいは練習場所を作ります。
30秒~1分間くらいの短時間練習なら他人に迷惑もかけないで済むでしょう。
慣れてきたら駅前、交差点、工事現場近くなどの騒がしい場所にもチャレンジします。(1~2歩で充分)
ポイントはコンスタントに練習して成功体験を積み重ねることです。
できることなら苦手な場所では1時間くらいコーヒーでも飲みながらリラックスして過ごすこと。
苦手だから・・・と、そそくさと立ち去るといつまで経っても慣れませんので。
苦手というのは要するに慣れの問題であることが多いのですね。
こういう練習をしていくと、どこに行っても乱れずに横について歩けるようになりますよ。
全く練習もせずにいきなり散歩をしようとするのは、例えると子供に自転車の乗り方を教えてないのにいきなり自転車に乗せるようなものです。
そりゃこけますよ!散歩ならばまずは歩く練習しなければうまくいかなくて当然!
最後に、散歩というのはあくまで息抜きやリフレッシュなのですが、
イヌの好き勝手に歩かせるのではなく、飼い主さんと歩くことが楽しいと思わせるのが本当の意味の散歩になると思います。
だからツケのしつけをうまく活用して下さい。散歩が苦痛になる前に・・・!
焦らずゆっくり丁寧に教えればきっとうまくいくでしょう♪
継続は力なり。さあ、やってみましょう~!
「ツケのしつけ 応用編」
ツケのしつけは散歩の練習と書きましたが、
では散歩は、ツケのしつけの応用と考えられます。(正確には一部応用)
別にず~っとアイコンタクトとりながら歩けとは言いません、というかそれは不可能でしょう。
人間(自分)でもできないようなことをイヌに求めるのは間違いということです。
いきなり完璧を求めてもイヌは戸惑うだけだし、失敗を繰り返させてしまう結果になるでしょう。
「ゆっくりやろうぜ」という余裕もった教え方が正解です。
イヌの方から「もっとできますよ!」と言われるくらいがちょうど良いのです。
という事で「ツケのしつけの応用≒散歩」ですが、
まずは外に出ます。そして静かで安全な場所で練習します。朝の河川敷、平日の公園などがやりやすいかも。
騒がしい場所だと気が散るでしょうから徐々にステップアップしていけばよいのです。
基本通りツケで一歩でもいいから歩けたらよく褒めてあげます。
ここで、「出来て当たり前」だと思わない事が重要です。
人間の感覚だと同じように歩いてるだけじゃん!と思いますが、場所が変わればイヌにとってそれは応用なのです。
だから初めはうまくいきません。でもそれでいいのです。
温かい目で見守ってあげれば2、3回目の練習で必ず基本通りできますから!
つづく