上から読んでも下から読んでもアクアのお話「犬の理想のしつけ方とは?」

厳しい方法より、なるべく優しい方法でしつけをしたいですよね。

目を見て、語りかけるように、優しく褒めてしつけることが望ましいと思います。

しかし、現実はそんなに簡単にはいきません。

すでに問題は悪化しており、褒めようにも褒めるところがない・・・?

威嚇して攻撃すらしようとする犬をどのようにしてしつけたら良いでしょう?

こうなると、ある程度の罰は必要です。

しかし、それ以上に大切なのはやはり優しさかと。

ただし、褒めるだけが優しさではないですね。

なだめることも、励ますことも、叱ることも、無視してあげることも、教えることも優しさだと思います。

全ての根底に優しさを持てば、犬にとって理想のしつけ方になり得ると思います。

例えば、人間を怖がる犬がいるとします。

近づかれると吠えて威嚇したりするので飼い主さんは大丈夫よ、と優しくなだめます。

しかし、これでは犬の頭の中では「人間は怖い」という思いのままです。

ここでなだめる(同調する)のは逆効果になります。

何より大切なのは、「人間は怖くない」と諭し、教えることですね。

まずは犬のことは無視してやり、怖がる対象から離れてみましょう。怖がらない地点まで距離をとること。

落ち着いているところで優しく褒めてなだめてやりましょう。ここで褒めを入れるのがポイント!

すると犬も自信つきます。落ち着きも出てきます。

怖いのは確かに怖いけど、「別に何もされない」ということを繰り返し経験すれば怖くないと思えるのですね。

あとは徐々に距離を詰めていくだけ。軽症ならこの方法で人間嫌いは直ります。

一生ビクビクして暮らすより一定期間頑張って改善した方が犬も気楽に暮らせるはずです。

一番やってはいけないのは、中途半端に叱ること。犬は混乱するだけ・・・!

重症の場合はきちんと一回叱ってやることがポイントです。

犬を一度へこませたら、次は励ましましょう~!

そしたら犬も問題を克服しようと頑張りますから。

へこんでない犬は頑張る(変わる)必要はないのですね。

犬の理想のしつけ方は、犬の状態によって変わるもの。

そして、理想を押し付けてもうまくはいかないもの。

より効果的(利)で、より優しい方法(理)を常に模索することが理想に近づくための唯一の道でしょう♪

 

 

 

 

 

 

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