お知らせ
昨日の続きで今回で完結となります。
さあ、うまくリードできない第二の原因とは・・・!
それは「感情を正しく読み取れてないこと」です。
犬はあなたとの散歩を楽しんでますか?そう見えたとしても、もしかしたら・・・
「においを嗅ぎたい欲求」「突き進みたい欲求」があるに過ぎないのかもしれません。
仮に、「実は自分の欲求を通してるだけ」であれば・・・!言うことを聞かない犬になって当然ですね。
他方で人間の世界でも野生動物の世界でもいじめはあります。
遊びで粉飾されたいじめもありますね。
遊びから喧嘩に発展することもありますね。
いじめっ子は遊んでいたと言い、被害者はいじめられていると思っている。
「いや、遊んでいただけだよ」といういじめっ子の言い分は私には通用しません。
本当に犬は散歩を楽しんでいるのか?本当にいじめっ子は遊んでいただけなのか?これは全然違う話ですがリンクする部分もあります。
犬の散歩のみならず愛犬との生活全般をここらでちょっと一回考え直してみませんか?
愛犬を正しくリードしなければいけないということを意識してみませんか?
そうじゃないとお互いにすれ違う結果になりやすいのです。
優しく手をひくはずが、逆に激しく引っ張られる結果になります・・・!
もちろん子供と犬は全然違いますがね。参考にはなりますよ。
前向きに頑張れば・・・必ず引っ張り上げてくれる人との出会いがあるでしょう。(腐らない、開き直らないで求め続けること)
自分自身がリードされて初めて、リードするとはどういうことかを学べるのです。(愛されて愛を知るのと同じ!)
結論、犬によってリードの仕方が違うように、「飼い主さんによっても正しいリードの仕方は違います」(よって実技でしか指導不可能)
あなたの感性に最も響くやり方を選択しましょう♪
犬によってリードの仕方は違う。
やり方は合っていてもしっかり実行できていないのがリードできない原因かも・・・という所までお話しましたね。
では今日は続きをお聞き下さい!
例えば、
2、3歳の小さな子供と手をつないでるのをイメージしてください。
その子を家から公園まで連れて行きましょう。
さて、まず相手は小さな子供ですね。まだ一人では公園に行けないので案内と見守りが必要です。(相手を知る)
感情を読んでみますと、笑顔で楽しそう♪とても喜んでいます。(感情を読む)
適切なリードですが、声掛けはどうしますか?姿勢は?表情は?手をひいて歩くスピードは?(適切なリード)
私ならば低い姿勢で笑顔で優しく声をかけ、ゆっくり手をひいて歩きます→寄り道もするでしょうが公園まで何とかつく。(結果に繋ぐ)
これはだいたいみんな似たり寄ったりの答えかと思います。
では次に、愛犬との散歩の場面を思い出してください。
・・・核心を突きますが、
一体どちらがリードしてますか??
「私です」という方、素晴らしいことです!
「犬です」という方、直りますから諦めないでくださ~い!
何故こうなるか?疑問ですよね。
子供と同じような「優しい扱い方」をしてるはずなのに何故うまくいかないのか?
これは以前「犬は家族か?12/8」の回でお話させて頂いたように、
「犬は犬である」という視点が欠如していることが主な原因です。犬という生物の習性や本能を知ることが大切。
二番目の原因は・・・今日はここまでにしておきましょう。
続きはまた明日です。
犬のしつけにはまず集中、つまりアイコンタクトが大切でしたね。
集中なくしてしつけは絶対にうまくいきません!
論より証拠、周りを見渡すと、そんな実例がゴロゴロしてませんか?
飼い主さんの言うことよりも地面のにおいかぎに忙しい犬。(地面に集中)
ご飯の時は言うこと聞くけど他は一切言うこと聞かない犬。(ご飯に集中してるだけ)
ダメと言っても甘噛みしまくる犬。吠えまくる犬などなど・・・!(その対象物に集中)
それは主従関係ができてないからですよ、そもそも言うこと聞く気持ちもないのですよ、まずは飼い主さんの存在を認めさせましょう、
と、これまでも言ってきたと思いますが、残念ながら具体的には実技じゃないと伝えることは不可能です。
何故ならば、犬のしつけは「感性」だからです。
プログラムされたロボットと違って、犬は生き物なので本能や感情があります。
犬のしつけに、こうしたら、こうなる、という絶対的な方程式はないわけですね。
だから犬という生き物を知り、感情を読み取り、適切なリード(プロセス)があって、アイコンに至るわけです。
そしてまたアイコンから始まってまたアイコンで終わる・・・これの繰り返しでしつけが進んでいきます。(アイコンは原点であり頂点)
では正しいリードの仕方とは?
はい、もうお分かりのように犬によって違います。
しつけ本を読んでこう書いてあるからとか、しつけ方法を友達から聞いたとか・・・!
なかなかうまくいかないのはきっと、
①そもそもやり方がその犬に合ってない。
②やり方が合ってても正しく実行できていない。
このどちらかでしょう。(犬が悪いということは普通あり得ません)
今回は①は除外して、②の場合を解説します。
基本的な流れは、まず相手を知り、感情を読み、適切にリードして、結果に繋げる、です。
内容が複雑なので今日はここまで。
続きはまた明日!
叱り方に続いて、今回は褒め方のお話です。
同じパターンで考えると、
褒める時は喜びの感情が伴う。
喜びの大小が相手に伝わるか影響する。
ここまではOKですね?
「叱る・怒る」と「褒める・喜ぶ」の図式になります。
叱り方の注意点として怒りすぎると相手の為(指導)にならずただの感情爆発になる恐れがあったのですが、
喜びすぎるとどうなるでしょうか?
これは、
全然問題ありません!褒めることと喜ぶことはほぼ同義語だと考えます。(褒め自体の弊害はない)
「愛犬が喜べばあなたも嬉しい」
ということはたぶん、
「あなたが喜べば愛犬も嬉しい」でしょう。
「愛犬が幸せならあなたも幸せ」ならば「あなたが幸せなら愛犬も幸せ」かなと思います。(ぜひ直接聞いてみたい)
ただし・・・!
喜びの押し売りはいけません。
褒めの押しつけはいけません。
これは順番が大切ということです。つまり、まず犬、そして飼い主さんです。
犬が喜ぶことが最初であり、次にあなたが喜ぶのがしつけにおいての正しい褒め方です。
例えば、
無理やり力づくでオスワリさせたのに、あなたが嬉しいから、「よーしよし」と褒められても、犬は全然嬉しくありません。
正しくは、
犬が興味をもつやり方でオスワリの形に導き、褒める&喜ぶ。
一番初めだけは犬は必ずしも喜んでいないかもしれませんが、まずは「楽しんでもらえるやり方」を意識しましょう。
これが基本です。
そうしたらそのうち、あなたに喜んでほしいから犬が自らすすんで座るようになります!(スムーズに座るようになる)
これはトレーニングを楽しんでいる状態です。「楽しみ~喜び」へシフトしていくのですね。
犬→あなた→犬→あなた・・・と「喜びのキャッチボール」ができてきたら健全な主従関係の形と言えます。
もう一度言いますが、まずは犬を喜ばすことです。何かして欲しいならばまずは与えよ、です。(厳密には楽しみ→喜び)
すぐ思いつくのは食べ物とかオモチャですね。
確かにこれは喜ぶ犬が多いですが、あまりにも即物的なため、飼い主さんへの尊敬や感謝が得られない恐れがあります。
要するに食べ物がほしいから従うにすぎない犬に育つかもしれないということです。
食べ物は強力すぎるが故に使い方が難しいですよ、というのが私の意見です。(私達も働かないで給料がでたらどうなるか?)
ではどうするか?正しい褒め方とは?
言葉で褒めるやり方は感情表現が豊かな人に向いてる褒め方です。
感情をこめて、抑揚をつけ、上がり調子で褒めましょう。もちろん笑顔です。
普通に語りかけるだけでも犬は嬉しいかもしれません。
相手にされている、大切にされているという自然な喜びへと繋がると理想的です。
次に触って褒める、撫でてやる方法です。
どこを触ればいいですか?とよく聞かれますが、
「どこでもOK」が答えです。部位よりも触り方が重要です。(じゃあ目でもいいのね、とか意地悪な解釈はやめてね)
やさしく撫でる、パンッと触る、ぐしゃぐしゃに触る、どれがいいのかはその場面によります。
ほんの一例ですが(もちろん例外もあります)
やさしく撫でるのはリラックスさせるので待つ練習に向いてます。
パンッと触るのは緊張感を維持できるので歩行練習に向いてます。
ぐしゃぐしゃに触るのは高揚感を与えるので遊びの時に向いてます。
最後に食べ物やオモチャを与える方法ですが・・・やはり使い方が難しいので下手に多用しない方が良いでしょう。
最悪の場合、褒めたくない行動を褒めてしまっている場合があります。
典型的なのはオスワリしたけどおやつあげる時には飛びついている、みたいな。
最後に、どの褒め方にも共通するのはタイミングとサプライズが重要ということです。
現象を捉えて3秒以内に褒める!意外性を意識する!
大量の、分かりきった、形だけの褒めは犬もしらけるものです。
サプライズのプレゼントって嬉しいですよね?毎回じゃなくていいから「え!まさか」というのがいいんですよ♪
これが一番苦手という方が多いでしょう。
犬を叱ることは「かわいそう」であり、できればしたくないですね。
しかし、しつけとして「ダメなことはダメ」と叱らなくてはいけないのも頷ける。
皆さんここで葛藤するのだと思います。
今回はまず「叱る」ということはどういうことなのか?を考えましょう。
よく比較されるのは「怒る」という言葉。
2つの言葉の違いは、
「叱る」→「相手の為」(指導の一環として行う)
「怒る」→「自分の為」(感情の爆発であり憂さ晴らし)
ざっくり言うとこうなると思います。
しかしここで疑問なのが、叱ることと怒ることは結果や目的が違うけど、
「プロセスの段階では混ざり合ってるのではないか?」ということです。
喜怒哀楽というようにやはり私達は犬を叱っている時に少なからず「怒り」の感情を持っているのではないでしょうか。
ちょっと一緒に考えてみましょう。例えば、
年下の部下が上司である自分に対してタメ口をきいてきたらどうしますか?
①不快感を露わにした顔で立ち去る
②毅然とした静かな口調で「その口のきき方は何だ」と諭す
③「誰に向かって口をきいている!」と激高する
あなたならどれを選びますか??(聞こえなかった振りをする、聞き流すというのはなしで!)
もちろん皆さん立場が違うのでこれが正解というのはありません。
しかしここで気付くのは、3つとも全部怒っていますね?怒りの大きさに差はあれど!
模範解答ならば②でしょうか。
「その口のきき方は何だ。失礼にあたるからやめなさい」と厳しくも優しくも指導している場面が想像できます。
①の場合も表情ですでに怒りは伝えていますし、立ち去ることで無視という社会的な罰を与えています。
勘のいい部下ならば「やってしまった・・・」とすぐに気付き、謝罪にくるでしょう。
ただ、勘の悪い部下ならばあなたが怒っていることすら気付かないで終わるかもしれません。
そして③ですが、これはかなり怒っていますね~。怒りのレベルは高いでしょう。
普通に考えるとこれはダメです。自分の為のただの感情の爆発になってしまい、指導にはならないからです。
しかし本当にそうでしょうか?
怒りにまかせて怒鳴り散らすのはもちろんダメです。
ただし、怒りのレベルを高く保ち、叱るのは良いです。むしろそうしないと理解できない者もいるということです。(犬もね)
③の「激高」の部分を「大喝」にしたらどうでしょう?
何となくOKのような感じがしますよね。不思議ですが言葉のもつニュアンスは大事です。
整理しますと、
叱るということは怒りの感情が伴うということ。
怒りの感情の大小が相手に伝わるかどうか影響すること。
注意しなければいけないのは怒りが大きすぎて自分で制御できなくなると、ただの憂さ晴らし的な感情爆発になる点です。
よく相手の嫌な部分を我慢するのはいけないといいますが、
それは怒りは生まれてはたまり続けているからです。いつかドーンッとなります・・・!(コミュニケーションが大事ですね)
さて本題の犬の正しい叱り方ですが、
まずは本当に怒ること。それを叱りに変換するのです。
「〇〇ちゃん、ダメよ~」と、本当は怒ってないけど叱ろうとはしている場面を見かけます。
世間体とかもあるので人前で怒るのは気がひけます。スマートに叱れればいいなと思ってしまいます。
しかしそれでは犬には伝わりません。怒ってないのはバレてます。(というか感情は全て読まれてる)
まずは怒りましょう。問題はどうやって表現するか?どうやって犬に伝えるかなのです。
言葉で叱るのは感情表現が豊かな人に向いている叱り方です。
しかし場合によっては(怒りレベルが低い)全く通じない叱り方に成り下がりますし、
別の怒り(しつけがうまくいかない)が加わってくるとただの激高になります。
次に、音でビックリさせる叱り方ですが3ヶ月齢くらいの子犬には通じるかもしれませんが、成犬は少々の音では懲りないでしょう。
そして音の大きさは怒りの大きさにきっと左右されることでしょう。
最後にリードやカラーを使う叱り方ですが、これは効きすぎる場合があるので下手には使えません。
言葉や音と比べて直接的な手段になるのでその効果は絶大なのですね。
以上、犬の叱り方について書きましたがどんな叱り方にも共通するのはタイミングとインパクトが重要ということです。
現行犯で3秒以内に叱る!一回で教えてあげる!
皆さんの健闘を祈ります♪











